論文を書き、プールで泳ぐ
プールと私
プールいかなさすぎて身体ガタガタになってきた
— 快適な生活 (@Kaiteki) 2016, 1月 25
- プール行ってる
- 毎日3時間書いたら、プール行って、1時間弱泳いで、スーパーで買い物して帰る
- だいたい、週に3-5日くらい行く
- プール行く人生(?)にしてみたいと思ったからプール行くことにした
プールをめぐる制度
- やばい時ほど毎日プール行く
- それが重要
- 2015年初夏〜初冬は、博論を含めて4本並行してひたすら論文書いたり*1、ウルトラガチ(?)なプレゼンテーションが何回かあったりしたので、その時期はとにかくプール行きまくった
- なんかおかしいと思ったらプール行く
なぜプールか?
- プール、なんか状態(?)がニュートラル(?)になる感じ(?)がする
- プール行かない日がつづくと身体やメンタルに違和感でてくる
- るろうに剣心、緋村剣心は華奢な身体でやばい剣術やりまくったため次第に身体ガタガタになっていくんだけど、それ思い出した
- とくに才能(?)とかない人間なので、毎日集中して研究とかしてると、身体とメンタルが異常なエリア(?)に引っ張られすぎて、悪影響(?)が出てくる(?)みたいな雰囲気
- プール行かない日がつづくと、「研究やだな〜」みたいな思いが出てくる(実際はやじゃない)*2
- プールに行くことで、身体とメンタルを普通にして、論文書く気持ちを無意味に縮減させずに済む
- つか別にプールじゃなくてもいい
なお博士論文の面接審査(1対5、時間無制限一本勝負、ガチ)の前日と前々日もプール行って1600mづつ泳いだし、面接後もプール行こうとしたら指導教員に「たまには飲みにでも行こうか?」って誘われて「チッ」って思いました(楽しかったです)
— 快適な生活 (@Kaiteki) 2016, 1月 25
泳ぎの内容
- 準備
- ゆっくりクロール50m、バタフライ50m(肩をならす)、けのび(一回で12.5m)
- 本番
- 2.5分でクロール100m*4
- 100mを2分で泳げたら30秒だけ休んで次の100mを泳ぐという制度
- クイックターンはしてもしなくてもいい
- それを4セット(計1600m)
- 最近はヒマになってきたので、2セットとか3セットに減らした
テクノロジーなど
想い
- クロールは軽めの6ビートで泳いでる
- 筆者は2015年に本格的にプール行くまで、知識水準が中学校の水泳授業で止まってた上に、さほど体力ないので、おぼれ死にそうになりながら200m泳ぐのがやっとみたいな状態だった
- 2ビートとか6ビートとかまったく知らなかったし、キックはバタ足って呼んで無秩序にバタつかせるものだと思っていた
- しかし筆者がいま手にしているインターネットはすごくて、インターネットで調べると、最先端の水泳理論とか泳法についてたくさん学べるし、YouTubeの水中映像や、教えてグー(?)の体験談などで分かりやすく知識を得ることができる
- 水泳学習めっちゃおもしろくて、毎晩インターネットで水泳知識を仕入れて、翌日それをプールで試して、その反省に基づいて新たな水泳知識を探して考えて理論構築して…という繰り返しで、一時期は日がな一日水泳のことばっか考えてて、水泳に没頭してたし、泳ぐために生きてる感じだった
- 没頭してたころ、研究のこととか研究してる時しか考えてなかった(いちばん論文書きまくってた時期)
- 通ってるプールの監視員のオッサンに「レッスンなしでこんなに上達した人はじめて見た」って言われて、通ってるプールは40代以上の人しかいないからじゃん?*5っていうのもあるけど、インターネットすごいな〜って思った
議論
- インターネットがあればなんでもできる
- やばくなったらプール行く
- これは稿を改めたいけど、筆者は「普通に生きて普通に研究して普通に論文出す」ことをすごく重要視している
- (大きい事業(?)*6は「頑張る」くらいで実現できるほど甘くないということ)
- プールは、「身体を動かすこと」「習慣にすること」の2側面から、筆者に「普通」をもたらしてくれた
- 身体的にはあんま変わってないのでは?*7
- プール飽きてきたし別のにしたい。ジョギングは筆者がかわいそうなのでやりません
- フリスビーにシフトしたい
- インターネット最高!
追記
2014年の調査に基づく論文が受理されました。お世話になりました各位には後日ご連絡差し上げます。取り急ぎになりますが、ありがとうございました。
— 快適な生活 (@Kaiteki) 2016, 1月 26
- ていうかこんなん書いてたら査読論文の受理がお知らせされて、おまじない感あった。
*1:4本という数字の位置づけは個人の能力や分野により異なりうるが、筆者的には例年の4倍くらい
*2:実際は、たんに毎日おなじ姿勢で作業つづけてるとよくないとか、おなじことだけしてるから飽きてるみたいなやつだと思う
*3:はじめは力が入らないけど何日もやってると力が入るようになる
*4:いわゆるフラットスイム
*5:やや高額な会員制のプールで、アンダー30の会員は筆者しかいない
*6:ここでいう「大きい」とは「筆者にとって・規模が・大きい」という意味であり、価値の大小とは無関係である
*7:さらに顔面が痩せた、肩がガッシリした等の意見が得られたが、プールに起因するとは断定しがたい。体重も変わってない。ただし、タイトめに着てた上着がキツくなった。
2015年に買ってよかったのはお皿たち
冬、ベトナム皿
初春、小皿
初春、鳥のお皿
春、大きなプレート
また真空の鮭やった、本日は七味と塩レモン、七味がやはり圧倒的に美味、塩レモンはレア感出る、鮭なので大根の漬物と合う、右側のセロリのマリネが地味に単体でご飯すすむ
美容師の兄ちゃん(三代目J Soul Brothers似のいい人)に今夜なに食べるんですかって聞かれたのでサンドイッチって答えたら笑われた #沼サン
初夏、四角い小皿
初夏、細長い平皿
夏、かっこいいお皿
晩夏、平たいご飯茶碗
晩夏、葉っぱのカレー皿
冬、プレート
議論
わりと簡単に作れるチョコレート・スフレ情報です
材料
必要なもの
- カレーとか作る鍋
- …小さい片手鍋だとスフレが膨らむ際に蓋に激突して崩壊するので、高さのある鍋がオススメ
- マグカップ
- ボウル
- 泡立てるやつ(自動でも手動でも可)
手順
- マグカップの内側にバターを塗りつけて、さらに砂糖をまぶす
- 板チョコを刻んでバターと一緒にレンジで加熱
- チョコが概ね溶けたらレンジから出して、バターと混ぜ合わせる
- 卵白を別のボウルに入れてメレンゲを作る
- 鍋に2cmくらい水を入れて沸騰寸前くらいにしとく
- そこにマグカップを入れて、タオルで包んだ蓋をして、極弱火で25分蒸し焼きにして完成
今回のスフレはすぐしぼみません pic.twitter.com/plq5oE6r6q
— 快適な生活 (@Kaiteki) 2015, 11月 21
情報コーナー
- スフレは完成から数分間が最もおいしいので、自分で作る価値の高い料理です。
- 銀座の「ぶどうの木」(?)で Soufflé au fromage 頼んだら、さすがにおいしいけど1500円以上して閉口する。しかも昔は同じ値段で白ワインもついてたのになくなってた。
- これは材料費110円くらいです。最高。
- 小麦粉はなくてもおいしくつくれます。小麦粉なしだともっとフワフワですが、すぐにしぼみます。小麦粉が入ると生地が硬くなりしぼみにくくなりますが、多すぎると食感が損なわれると思います。
- ただし逆にもっと大量に小麦粉入れたらスフレ風ケーキとかガトーショコラになって、それはそれでおいしくなると思う。
- コアントローはなくてもいいです。柑橘の風味を加えたいと思って入れたんですが、小さじ2か大さじ1くらい入れてもいいかも。
- その点について、トシヨロイヅカのレシピだと柑橘の果肉そのまま容器の底に置いてたので、その手段を加えると良さそう。
- メレンゲは楽なので自動の泡立てマシン(?)で作ってるんですが、伝統的な手動の泡立て器でやった方が疲れるけど早くできます。マシンの動きは「撹拌」であって空気を含ませる「泡立て」ではないので非効率なのがその理由です。
- 以上の情報は、鍋とマグカップと泡立て器さえあれば、コンビニにある材料でいつでもスフレが作れることを意味しています。
その後
ライフ
- 3時間が限界
- 昼すぎにオフィスきて、メールとインターネット見て、事務作業あれば済ませて、弁当たべて、コーヒーか煎茶いれて、iPhone6plusを仕事用のiPhone5(ストップウオッチ)に持ち替えて、3時間がはじまる
- 18:30頃に3時間が終了して、プールで1時間泳いでスーパーで食材買って帰宅
状況
- 3時間やったあと、休憩して、さらにやる日も週に数回ある
- でも3時間のあと、気合い入れても+2時間の集中が限界で、+1時間集中できればいい方
- ほとんどの場合は、まったく集中してない
- ダラダラした+2.5時間とかになってる
- その場合、文章はほんの少しは進むんだけど、ほんの少ししか進まない
- とくに、書けるか不安な部分は、追加時間中にはまず書けない
- でも翌日は書ける
- 体力切れだから書けないだけなのに、「やっぱ書けへん…ぅち才能(それは何?)なぃんゃ…」っていった形で不安が人間を襲い、視界が硬直化する
批評
- 材料があるなら「書ける」とか「書けない」とかは体力の有無でしかねえんだよ、体力あんなら「書く」か「書かない」かなんだよ、体力ないだけなのに才能とか意味わかんねえもん持ち出して甘えんじゃねえ、てやんでえ
検討
- 3時間以上やるときっていうのは、「もっとやりたい」と思ってるときと、「もっとやらなきゃ…」って思ってるときの2種類があるように感じつつある
- とくに追加時間にダラダラしてしまうのは、後者の気持ちで追加時間に突入したときだと思う
- やはり集中して文章書くのは、自分には3時間が体力的に限界だと思う、そこから先はMP削って書いてる感じ、やりたくてやってるならMP削るの全然OKだけど、気持ちが後ろ向きなら、効果もないしやめた方がよろしいかもしれない
- illustratorや表計算の作業だと、割と追加時間突入しても大丈夫な感じする
展開
- ほんとに文章を書く仕事そのものをやってる日は3時間で切り上げた方がいいかもしんない
文章を書くということ
戰況の取越し苦勞や口先だけの心配 これも傍観だ や ら う、 勝 つ た め に 何 で も や ら う 勝 機 は 自 分 の 手 で つ く る の だ http://t.co/cWHuZxGlwL
わかりました。
1万円台で買える国産万年筆トーク
文房具が好きというか万年筆が好きなだけみたいな会話したんだけど、いま机のすみこうなってて、少なくとも筆記用具は好きなのでは感ある
万年筆、300円のプレピーとか1000円のカクノとか3000円のサファリとか人気ある。決して悪くはなく、つかっていて楽しい、良い万年筆だと思う。でも万年筆、日本のメーカーの場合、1万円以上支払うことで、筆記具として異次元の機能が得られ,複雑な世界観に触れることができる。それゆえに、とにかく万年筆は国産万年筆に1万円出してからだという思いもある。
1) プロフィット21(セーラー)
2) センチュリー(プラチナ)
3) キャップレス(パイロット)
4) No.12(1960年代モンブラン)
冷静に考えたら1960年代の万年筆つかってるのすごい気がして同年代で写真撮った
気持ち高まりすぎて突発的に写真撮ったけど、本当にこの万年筆は最高、マイスターシュテュックNo.14、ヤフオクで根気強くねばってたら7000円で購入できた
ペン先の柔らかさについて
- ペン先の柔らかさという評価軸が散見されるんだけど,まず,万年筆は柔らかければいいというわけではないです.たくさん書く人や高速で書く人にとって柔らかいペン先は疲れるし,特に柔らかいものは,ゆっくり書いても疲れる.
-
ペン先の柔らかさは,ペン先の素材における金の含有量,すなわち「どれだけ柔らかい素材がつかわれているか」という点から論じられることが少 なくないけど,そう単純ではない.万年筆でもの書くときの最終的な感触としての「柔らかさ」は,ペン先そのものの物理的な柔らかさとイコールではない.ペ ンの形状(大きさ,太さ,曲線の角度など),ペン先の珠の形状,軸の形状や重さなどの総体として決まる.「柔らかさ」を評価軸としないで,シンプルに気に 入った見た目の万年筆を実際に手にとって選んだほうが良いとおもう.
-
そういう複合的な世界観がひとつの万年筆において構築されてくるのは,国産万年筆では1万円以上のクラスだと思われて,その複合性が万年筆の魅力を創出し てると思う.1万円台の万年筆は,国内主要三社(パイロット・セーラー・プラチナ)が気合入れて作ってて,かなりのお得感がある.
- なお国外の有名メーカーの万年筆は3万円からスタートという感じがします.海外有名メーカーで1万円台というのは,買いたてではペン先からインクが出てこないのもよくあるというレベル.国産最高.
あと,どうしても安い万年筆だったら,1000円弱で買える「デスクペン(プラチナ)」がおすすめです.