アルバイトが社会経験になるとかいう言説

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こんにちは。
2ヶ月ぶりです。この間に第一志望の会社に落ちたりとか内定をもらったりとか内定先に見学しにいったりとかいろいろありましたがおれは元気に就活続けてます。

そんでおれはバイトをクビになりました!!!!

バイトで学んだこと

おれは年寄りに生命保険を電話で売りつけるバイトをしてたんですが、おれはとってもやる気がないしその仕事自体にうんざりしてたし就活うまくいかない時期があったりで、ズル休みしまくったし、いい感じに成績が悪化、そんで「もうちょい成績上げようよ」って言われて頑張った2週間後に「今月で契約打ち切りね」って言われてクビになりました。そんで今日が5月最後の出勤日、つまり最後の出勤日だったわけでおれは晴れて自由の身になりました!!!

このバイトに就くまでに、超ブラックなゲルマニウムネックレスを販売してる会社のWeb担当や業務用ソフトウェアの会社のデザイナーのバイトに採用されて即採用辞退してみたりして、おれの知らない世界をちょっとだけ垣間見れた気がしました。少なくとも今回のバイトのおかげで、生命保険とか、あの仕事に関連する業界に就職する事だけは避けられたのでよかったです。ゲルマニウムの会社は面白かったですよ。

今回のバイトではいろいろ学ぶところがありました。生命保険関連の仕事がいかに狂気な感じかとか、世の中の年寄りがどんな感じなのかとか、老いる事の恐ろしさとか。
それからバイトとかパートの人が電話架けてたので、その人たちのモチベーションを社員である管理者の人たちがどんな感じで高めていくのか、いわゆるモチベーションマネージメントの手法みたいなのを現場で見られたのもおもしろかったなーって思います。

生命保険を売る前は世の中に星の数ほど存在するであろうWebの会社で働いてました。ものすごく刺激的な仕事だったんだけどおれは何にも学びませんでした。刺激的だってことに気づかなかったし、お金さえもらえれば良かったからです。これは後で非常にアホで勿体なかったなと思いました。だからこのバイトでは学ぶ姿勢の大切さみたいなのを学んだ気がします。

さらにその前は地元にある靴の小売店で働いたりして、地元がどんなところだったのかとか、世の中動かしてる感じの高卒の人ってどんな感じなのかとか、そんなのが学べた気がします。

だから何だ

ていう感じでおれはこれまでのバイトからいろいろ学ぶことがあったぽくて、社会経験になったなーとか思えるんですけど、だから何なんだろうと思うのですね。

とゆーのは、何だかんだでおれはあと数年もすりゃ社会に出て社会人として働く感じの人だからです。働きだしたら、多分上に書いたような事は一瞬で学べると思うのです。おれが3年くらいかけて断片的に学んだ事は、多分2ヶ月もすりゃ2倍くらいの密度で学べるんじゃないでしょうか。よくわかんないけど。

もちろん、例えば、知らない人とか歳の離れたやつと話せるようになる力とかって仕事云々の前に必要で、バイトで学べるものだと思うんですけど、こんなものはバイトによっては引きこもる感じのものもあるし、コミュニケーションしまくる感じのバイトしたところでおれは人見知りだ!!!

ゆえにアルバイトが社会経験になるなんてのは大きな欺瞞だと思います。こんな言説は安価な労働力が欲しい連中が唱えたお題目なんじゃないですか?知らんけど。

友達作ろう

とはいえ学生にだってお金は必要なのでどうすればいいかなーって感じです。勉強して奨学金をとりまくって食いつぶすのがベストな感じがしてます。

でもおれは勉強とか苦手なので、バイト先にはなんか面白い友達とか、あとは好きなことができる、例えばコーヒーが好きならコーヒーの店で働けばいいし、ネットが好きならそういうベンチャーで働けばいいですね、そゆー感じで、アルバイトでものすごい勉強しようとか学ぼうとかいう感じで頼りにしすぎないようにしようと思います。
適当に学んで、適当に金稼いで、そんでいい友達作る!それくらいの感じでバイトすんのがいいのかなーとか思いましたよ。