死ぬほど簡単に未読RSSを消化する方法
「全て既読にする」ボタンを押しまくりましょう。
「全て既読にする」ボタンを押しまくるテクニック
この記事を読んで、なるほどなー、そうだよなーと思いました。
日々大量の RSS を処理するのに1記事あたりの時間をおなじにして記事だけが増えたら当然読むためにかかる時間は長くなってしまいます。でも「自分にとって面白いか」「今の自分が知りたいものか」という尺度で測れば、その判断は一瞬ですみますので、1記事あたりの時間を減らすことが可能になります。
ここにちょっとした勇気が必要になるのですが、「他人が面白いと言ってる」ではなく「自分のアンテナにびびっときた」という尺度は慣れると思考のストレスになりにくいですし、自分だけの視点を育てる訓練にもなるのでメリットは大きいです。
RSS 速読術:未読 500 件を 5分 で高速流し読みする方法 | Lifehacking.jp
このひとがおっしゃる通り、Web上の情報というのは自分が「読みたい!気になる!」と思ったものだけ読めばよいのです。
で、このひとは1000件オーバーの記事を一瞬で流し読みする方法を説いているわけですが、おれはそもそも1000件の記事をひとつひとつ見る必要なんてないよなーと思っています。そこで普段じぶんがやってるRSSの消化方法でも書いてみようかなーと思いました。
で、方法です。
- Googleリーダーでフォルダ分けせず全件をリスト表示する
- タイトルだけボーッと眺めながら下にスクロールしまくる
- タイトルに惹かれたらバックグラウンドのタブで開いておく
- 開いておいた記事はシカトしてまた下にスクロールしまくる
- 「読もっかな、どうしようかな」と思った記事は容赦なくシカト
- スクロールに飽きたら残り記事が何万件あろうとも「全て既読にする」ボタンを押す
- 開いておいた記事を読む
- 空いた時間で美味しいお茶をいれる
簡単ですね。
上記の方法で毎日1000件くらいの記事を消化してます。
本当は画像付きで解説しようと思ったんですけど、さっき普段のクセで「全て既読にする」ボタンを押してしまったので画像なしです。すいません。機会があれば掲載します。
ちなみにバックグラウンドのタブで開いておいた記事も、なんか読むのが面倒に感じられたら容赦なくタブを閉じます。ていうか時々Googleリーダー開いた瞬間に「全て既読にする」ボタンを押すこともある。まじおれは容赦ないスパルタ王だなと思います。
情報は偏食するしかありません
なぜこんなスパルタンな方法をとっているかというと、それは以下の2つの理由によります。
- Web上の個々の情報にはそんなに大した価値はない
- Web上の情報は自分が読んでいる間にも増殖してて死にたくなる
もちろんおれはインターネット大好きな人間なので、Web上で自分にパラダイムシフトを引き起こすような情報に出会いたいと思っていますが、なかなか出会えるものではありません。敷居が低いメディアの情報にはそれなりの価値しかないことが多いのです(無論例外もあって、毎日すごい情報を提供する人もいると思う)。それを追い求めてもその間に情報は増え続けて行くのですから、どこかで諦めなければなりません。だったら自分が本当に読みたいなと思った情報だけ集めればいいじゃんと思っているのです。だからおれは死ぬほど「全て既読にする」ボタンを押しまくる。
そんなことしてると情報の偏食になるぞみたいに思う方もいると思うんですけど、結局メディアとは「自分の知りたい情報を伝えてくれるモノ」ですから、何をいくつ読もうと偏食なのです。むしろ自分は大量摂取していないので比較的偏食でないんじゃないかとすら思っています。
それに一次情報みたいなものの中で最も価値があるものは「自分が良いと思ったもの」だと考えているので、やはり偏食でいいと思うのです。それでも偏食がいやならば、自分の欲しくない情報はもっと敷居の高いメディア、雑誌や新聞やテレビや書籍で得た方が時間と労力が無駄になりません(それでも偏食でないとは言い切れない)。
情報はそのままだとゲロマズです
情報っていうものは、得ただけではあんま価値がありません。得た情報を自分の中でごちゃごちゃと組み合わせたり練り上げたりすることでサイヤ人みたく価値が上がるのだと思っています。
ですから、情報収集にそんな躍起になるよりも、適当なところで切り上げて、残った時間を情報の練り上げ時間やボーッとする時間に割り当てた方が生産的だし、幸せだと思っていますよ。
(ただ、「おれは世界一の蚊取り線香マニアになる!」みたいなことを考えている人は、それに関することや周辺情報だけは徹底的に収集した方がいいんだろうなと思っています。他はどうでもいい!)